「ピッグ 丘の上のダム・キーパー」が可愛すぎてキュン死
こんにちは~、頭の中が「ピッグ」でいっぱいなミツムジです
「ピッグ」ってなんや?という方、まずはこのきゃわゆい映像(40秒ぐらい)をご覧ください↓
ぬわわ~~~~~っ!!!!!かわいすぎる!!!!!!!O(≧∇≦)O
かわいい!!
かわいい!!
(出典:ピッグ 丘の上のダム・キーパー みずあそび が見放題! | Hulu(フールー) 【お試し無料】)
超かわいい!!
・・・ハァ、ハァ(_´Д`)
テンションが上がりすぎましたごめんなさい・・・
これは今日ご紹介する『ピッグ 丘の上のダム・キーパー』のオープニング映像なのですが、かわいらしいアニメもさることながら、音楽も素晴らしいですよね
ピアノの演奏が耳心地良いですし、途中から入るフルートの音色も、胸に響きます
「ピッグ」はもちろん、主人公のこのブタちゃんのことです↓
お友達のフォックス↓
(出典:元ピクサーの監督による「ダム・キーパー」展覧会開催、限定グッズの販売も - 映画ナタリー)
ヒッポ↓
キツネ=フォックス(FOX)
カバ=ヒポポタマス(HIPPOPOTAMUS)
ですから、キャラクターの名前はその動物の英語名から取ってるんですね
この「ピッグ 丘の上のダム・キーパー」一体なんなのかというと、2015年に米国のアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされて話題を集めた「ダム・キーパー」を元に制作されたシリーズなんです
「ダム・キーパー」
「ダム・キーパー」予告編↓
「ダム・キーパー」は18分ほどのたいへん短いアニメ映画なのですが、その中に濃い設定とバックグラウンドがギュギュっと詰め込まれています・・・いっそ心苦しくなるくらい、、、
かわいらしい絵柄とは裏腹に、扱っているテーマはかなり重め
まず主人公の「ピッグ」くんは町のみんなを汚れた黒い雲から守る「ダム・キーパー」の役目を担っています
毎日決まった時間に風車を回して、風の力で雲を吹き飛ばします
黒雲は植物を枯らすほどの害を持っていますから、町に入りこませる訳にはいかないんです
ところが、町のみんなは自分たちの恩人である「ピッグ」に感謝するどころか、
汚れ役として忌み嫌います
風車の整備ですすまみれの「ピッグ」は、
町の人に蔑まれながら、同級生にからかられながら、それでも自分の使命である「ダム・キーパー」の役割に徹するんです
けなげで涙が出てきます(;-; )
・・・ところが、そんな辛い毎日を送っていたピッグのもとに、ある日転校生のフォックスがやってきて・・・?
ーーこの後の展開は、ぜひ本編でご覧ください
今だとhuluで見れますよ♪
31日間の無料お試しもあるみたいなので、活用してみてください
この「ダム・キーパー」は2014年にベルリン国際映画祭で公式上映されて以来、世界各地の映画祭で20以上もの賞を受賞している作品です
日本語吹き替え版は柄本明(えもとあきら)さんがナレーションを担当されてます
「ピッグ 丘の上のダム・キーパー」
・・・で、新たにシリーズ化された「ピッグ 丘の上のダム・キーパー」は、傑作と謳われた「ダム・キーパー」の世界観を引き継いでいて、やはり黒い霧を風車の力で吹き飛ばす役割を負っている「ピッグ」くんが主人公
正直いって、「ダム・キーパー」のときの陰鬱な雰囲気は無いです
登場人物は言葉をしゃべらないのですが、無邪気な笑い声とか、首をかしげたり考え込むときの「ん~?」っていうあどけない感じのかわいらしい声とかがところどころに入ってくるので、寂しい感じはありません
無邪気な声が絵本風の優しげなアニメーションとマッチして、明るく楽しい雰囲気です
一話がちょうど5分間の短編アニメで、全部で10話あります
あらすじ
以下、公式ホームページから抜粋したあらすじです↓
ピッグは、黒い雲が押し寄せてくる丘の上に住んでいる。ピッグのお父さんは、黒い雲の真相を探るためにその中に消えてしまう前に、息子と町を守るための小さな木製のダムを築く。そして、町に忍び寄る雲を押し返すダムを回し続ける責務を、幼少のピッグが担うことになる。まだ小さくて一人ぼっちのピッグは、フォックスとの友情から、家族のような愛情を発見し、町の人々への思いやりを絶やさない。同時に、父親がいなくなってしまった欠落感をいつも感じていて、父親を探したいという欲求と町を守らなければいけないという責務との板挟みに、葛藤を抱えて育っていく。
あらすじを見るとシリアスに思えますが、各話の途中途中で多種多様な動物たちがわんさか出てきて、それぞれの個性で物語を盛り立ててくれますから、和気あいあいとして賑やかな感じです
この「ピッグ - 丘の上のダム・キーパー」は、Huluオリジナル作品として国内配信されたもの
一時期NHKアニメワールドでも放送されていたようですが、再放送はまだ未定みたいです
なので、7月18日にはDVDとブルーレイが発売するそうですが、それまではHuluで楽しんじゃいましょう!!って感じですね
トンコハウス
この「ピッグ 丘の上のダム・キーパー」は、「ダム・キーパー」と同様、トンコハウスが制作したものです
トンコハウスは、ピクサーのアートディレクターだったロバート・コンドウさんと堤大介さんが、ピクサーを退社した後に設立したスタジオ
ロバート・コンドウさん
堤大介さん
ピクサーといえば、『トイ・ストーリー』シリーズ、『ファインディング・ニモ』で有名ですね
ロバート・コンドウさんと堤大介さんのお二人も、『トイ・ストーリー3』や『モンスターズ・ユニバーシティ』などの制作に携わっておられたようです
・・・で、これからの躍進にますます期待大のトンコハウスですが、この「ピッグ 丘の上のダム・キーパー」が、つい先日『アヌシー国際アニメーション映画祭2018』テレビ部門でグランプリの「クリスタル賞」を受賞しました
(参照:「ピッグ 丘の上のダム・キーパー」アヌシー国際アニメ映画祭テレビ部門のクリスタル賞に輝く : ニュース - アニメハック)
今、この記事を読んでおられる方、この機会に是非、トンコハウス珠玉の名作
ほっこり笑えてじんわり泣ける「ピッグ 丘の上のダム・キーパー」をご覧になってみてはいかがでしょうか?
私はシリーズ通して見たのですが、10話目で涙がほろり(:_;)
家族愛、友情、ゆたかな人間愛に目頭が熱くなりました
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!!