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【超大作映画】『目くそ鼻くそを笑う』

本日もご訪問ありがとうございますm(__)m

 

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↑こんな記事を書いておきながらブログ2ヶ月半放置しました、ミツムジです

 

「これからは頑張ってブログ更新増やします」とか高らかに宣言しときながらこの体たらく、まったくあきれちゃいますね(^_-)-☆ 

 

そんなわけで、なんかもういつも通り気まぐれな更新なのでございますが、今回は夢のはなしです

 

・・・では早速、、、

 

どうぞ!!!!!

 

 

目くそ×鼻くそ

唐突ですが、私はこないだ「目くそ鼻くそを笑う」というタイトルの映画に出演する夢を見ました

 

 

どうしてそんなふざけた夢を見てしまったのか、、、

それはわかりません

 

とにかく私はその映画の中でとても重要な役を演じなければならなかったのです・・・

 

 

何かと申しますと、目くそがなぜ鼻くそを笑ってはいけないのかについて真剣に説教する王族の役でした

 

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それが一体どんなシチュエーションであるのか皆目見当もつかないのですが、五千人もの観衆の前で私は目クソうんぬんの説教を垂れなければならなかったのです

 

 

・・・それは誠に苦悶と緊張に満ちた波乱の時間でありました

 

 

何しろ私が喋っている間、観衆は終始真顔で微動だにしないのです

 

みんなこんな感じ↓

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例えば、

「目くそには目くその、鼻くそには鼻くその輝ける場所があるんだよ・・・!」

こんな誰が聞いても明らかにおかしいセリフを高らかに天に向かって叫んでも、観衆役の何千人ものエクストラはみんながみんな、それをあたかも至言であるかのようにしれっと当たり前に受け入れるのです

 

 

そういう役だから仕方ないと言ってしまえばそれまでなのですが、私一人が自分の放つ言葉に疑問を持っていて、笑う事など許されない空気の中に身を置くその状況には、正直たまらないものがありました

 

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(手前=観客。書くのめんどくさいので簡略化しました)

 

 

 

聴衆の皆々さまは、絶対内心ではほくそ笑んで馬鹿にしてるはずなのに、それこそ真に迫った演技力でもって私の話に真剣に耳を傾けているのです

 

 

 

ですから喋る態度はさながら釈迦で、その実セリフはクソだらけ

そんなきわどい役どころでも、私は真面目に演じなければならなかったのでした

 

 

周囲を埋め尽くす観衆たちの好奇に満ちた眼差しを一心に受けながら、

「…この映画はなんだ。一体なんだ、この映画は。」

と煩悶することこの上なく、とにかく憤懣やるかたなしといった風情でした

 

 

 

だいたい映画のタイトルに「目くそ鼻くそ」とはどういうセンスなのか・・・、

脚本家の感性を疑って私は甚だ遺憾でした

 

 

 

遺憾であるのに目くそ鼻くそだのと立て板に水でつらつらと喋りつづける自分の根性がなんだか情けなくもありました

 

 

 

とはいえ、そんなこんなでなんだかんだ三十分以上講釈を垂れたのです

 

 

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ですがまだまだ休むことなどできません

 

なぜなら全編二時間半の映画の中で、私の演説シーンはノーカットで二時間以上もあるからです

 

 

いったいどんな構成の映画なのか、目くそ鼻くそについて一人の男が延々としゃべり続ける映画など誰が見るものかとまたもや不満たらたらでした

 

 

といって、これまで私はこの目クソっぽい映画をそれこそボロクソに批判してきましたが、本当を言えばこんなに奇天烈な映画にも見る者に訴えかける大切なメッセージというものは込められているのでした

 

 

それはどんなものかと言うと、

「みんな違ってみんないいよね☆」

そんなどこかで聞いた文句とちょうどおんなじです

 

 

要するに人間の多様性、その全部を肯定する意義を伝える映画が「目くそ鼻くそを笑う」なのでした

 

 

「各々境遇は違えども、みんなそれぞれ適材適所、己が本分発揮して、生活したらば、個の違いすら乗り越えて、世界はきっとバランスするぞ」

実はそんな雄大なメッセージを目クソ鼻クソやらの汚い例えで伝えようとしたのがこの映画なのです

 

 

ですから、

「目くそには目くその鼻くそには鼻くその輝ける場所があるんだよ」

先のクソみたいな名ゼリフはそのことを一言で言い表す、実は本当の至言だったのでした

 

 

それだからして、これまでこの映画をくそみそにけなしてきた私が一転翻ってこのようなことを言うのは大変不自然なのですが、この目くそなんたらとかいう映画は見ようによってはなかなか素敵な作品だったりもするのです

 

 

 

ただ喉の水分が枯渇するほど膨大な台詞をひたすら言わされて、精神力が摩耗していた私だからこそ、やるせない怒りをぶつけるつもりでここぞとばかり非難していただけなのです

 

 

 

私は夢の中とは言えこんな映画に出演してしまったことを良くも悪くも一生涯忘れないだろうと思った次第でした・・・

 

THE END

 

最後に、お詫び

そんなわけで、目クソ鼻クソとのコラボレーション、どうだったでしょうか?

実を言うとこのファンシーな夢を見たのは私の友人だったりするのですが、あんまり面白い話だったので主語自分にして小説風に仕上げちゃいました・・・

(※本人の許可は取ってます)

 

 

なので、なんかいかにも「私」=ミツムジが見た夢みたいになってますが、そうじゃありませんごめんなさい。。。

 

どうかちょこざいな私を許してください……

 

 

そんなわけで、世にもシュールな夢の話を快く話してくれた友人に感謝しながら、この文を終えたいと思います!!

 

 

最後までお読み下さり、ありがとうございました!!!!!